長男トッタの戦い!11回目でついに勝った!
長男トッタは小学1年生の時に発達障害ADHD【多動、注意欠如】の診断を受けました。
入学当初は問題行動が多く、通常学級での進級は難しいかもと覚悟したこともありましたが、医療とつながったことで少しずつ落ち着いて生活できるようになり、3年生の今も通常学級に通っています。
学習面では苦手なことも多く、周りの子供たちと同じペースで同じ量をこなすのは難しい。
特に苦手な教科が「国語」
字を読むことが苦手で、毎日の音読も大嫌い。すらすらと読めず、つまずく事にイライラ!
そして3年生になりどんどん難しくなり、量も増えるのが「漢字」
もう毎週のように小テストがあり、不合格だと再テスト合格へ向けて自学の日々。
1つの漢字を覚えるのにも時間がかかるため、毎日自学しても追いつかずどんどん嫌に。
まさに負のループ…
大人でも嫌なことが無限に続いたら心折れるよね😭
大ボス出現!漢字テストまとめ!
3学期に入り、今までの学習の総まとめが始まり、苦手な漢字も量が増えたまとめテスト!
その結果は…

青い…!とても青い!
まずは書けたところを褒めて、これからの長い戦いを覚悟。
合格点は70点。もちろん目指すのは70点!
合格するまで再テストは続くから。
とにかくギリギリでも合格しないと中間休みが無くなり、昼休みが無くなるから。(昔と違い放課後居残りがない!)
休み時間にお友達と遊ぶために学校に行くトッタには罰ゲームでしかない!
なんとか再テスト合格へむけて自学するけど、授業も他の宿題も待ってはくれない…
家でゲームしたいのに学習時間が増えトッタのテンションだだ下がり😒
正直、親でも疲れて帰ってきて家でも仕事なんてやってらんない…
「令和だし、そろそろ毎日宿題とかやめませんかー!」
「小学生疲れるってよー!」
とは言えず、ちょっとずつ自学をして再テストに臨む日々。
今日の再テスト惜しかったんだよー!
次は合格できるかもじゃん!ところで何回目?
10回目!次11!
さすがわが息子!清々しいほどサッと大台突破!
そして…!

もうめちゃくちゃ嬉しかったー😭
ここ半年で1番嬉しかったー!
トッタも休み時間遊べて大喜び!笑
特徴があって、みんなと同じペースで合格できなくても、トッタのペースで成長していければいいんだよ!
3年生になった今では心の底からそう思えるけど、1年生の頃はみんなと同じにならなくちゃという思いが強くて、親子で苦しみまくった。(当時の様子は、また別に書きます)
こう思えるのは他でもなく私「ゆうちん」も発達障害の子供だったから。
ママも再テスト・居残り常連組の子供だった
発達障害の子供だったといっても、アラフォーママの子供時代は今ほど発達障害の子供の存在について認知されていなかった。
グレーゾーンと呼ばれる子も含めると、教室に2,3人はいたと思う。
でも昔は「落ち着きのない子」「みんなと行動できない問題児」としてしか呼び方がなかったように思う。
私もその「問題児」で、親を含め周りの大人は例外なく私を「ダメな子」としてみていた。
子供ながらに自分が周りのみんなと何か違うとは感じていたが、相談できる大人がいなかった。
- 授業はみんなと同じ速さで理解できないから嫌になる
- テストは常に赤点で再テストを繰り返す
- 親にも先生にも見放される
常に怒られ、お前はダメだと言われ続けているうちに、自分を守るため大人へ反抗するように。その結果は想像通り「悪化の一途」
大人になった今、「子供時代に自分を理解してくれる大人が1人でもいてくれていたらな」と思っても戻れない。
子供時代が暗黒期すぎて戻りたくもない😅
トッタと私は別人で、周りの環境も時代も違う。
でも「他のみんなと同じにできない子」として感じる思いや悔しさはわかる。わかるから大切なわが子の子供時代を暗黒期にはさせたくない!
マイペースに成長する子供たちをマイペースに応援していくよ!
11回分成長した合格が嬉しすぎたよー!
おめでとうトッタ😆🎉